7月24日 隅木の加工

エンジェル雅

2009年07月27日 04:05

 隅木の続きです。今日は2つも失敗をしてしまいました。1つは桁との接合部で柱の1寸角ほぞを彫るときに、斜め方向に彫っていかなくてはいけないのを垂直方向に半分彫ってしまいました。もうひとつのミスは隅木の先端のほぞの部分です。このミスは今後絶対に起こしてはいけないと思うほど重大な基本的なミスでした。鋸を引くときに上の墨だけを見て引いたものですから、下の墨を確認したところかなりのずれが生じました。真っ青ですおが粉を詰めて木工ボンドを流し込み、もう一度切ることにしました。鋸で切る時は必ず上下反転しながら墨を確認して切らなければ失敗する事を思い知らされました。いい教訓になりました。

これは隅木のモデルです。左先端がほぞ、中央上部が垂木接合部、右下が桁・柱との接合部です。


これが先端のほぞ部分です。


これが、本日失敗した鋸引きです。明らかに墨の内側を切ってしまいました。おが粉をつめてボンド付けしています。


これは桁・柱との接合部のモデルです。


実際はモデルにはありませんが、柱からの一寸角ほぞ穴を彫りました。これも失敗した部分ですが、幸い半分は切り落とすところだったので救われました。隅木は斜めが基本だと言うことを頭に入れておかなければいけません。


これは垂木との接合部のほぞ穴です。これも斜めに入ってくるので難しいです。

 今日は失敗していい教訓を得たと、プラス思考でいきます