8月28日 遣り方 左官 壁塗り

エンジェル雅

2009年08月31日 05:48

 午前中は、屋外で遣り方の実習をしました。地面に建造物の線を引き、コンクリートで基礎を固める前までの作業です。通常は施主さんにも来ていただき、境界線を確認して、建造物の位置も確認してもらい、大事な作業です。
まず、赤いビニール紐で、実際の建物の輪郭を決めます。その周りを1尺離して、杭を打っていきます。

直角を出すための大ばかりを作ります。尺杖で六尺、八尺に印をつけて交点を組み、六尺の印から八尺の印までの距離を十尺になるように組みます。

高さ&水平さをあわせるために水準器を使います。

水準器で出した高さを元に横板を張ります。

倒れないように筋交いを打って、尺杖と白糸を使って基礎打ちする場所を出します。

見難いですが、、白糸が交差しているところが基礎打ちです。

杭の上はこのように切込みを入れておきます。


 午後は左官工事の壁塗りの実習です。たらいに材料をあけ、水を加えながら手でこねていきます。

 耳たぶより柔らかい程度の固さに調整し、左手に木製のパレット、右手にこてを持って塗っていきます。

 隅から横、下にと伸ばしていきます。厚さは2~3ミリ程度で、全体に伸ばしたら、乾かないうちに仕上げのこてを入れて水平にしていきます。上半分をさらに2分して、二人で塗っていきました。