8月28日 遣り方 左官 壁塗り

 午前中は、屋外で遣り方の実習をしました。地面に建造物の線を引き、コンクリートで基礎を固める前までの作業です。通常は施主さんにも来ていただき、境界線を確認して、建造物の位置も確認してもらい、大事な作業です。
まず、赤いビニール紐で、実際の建物の輪郭を決めます。その周りを1尺離して、杭を打っていきます。
8月28日 遣り方 左官 壁塗り

直角を出すための大ばかりを作ります。尺杖で六尺、八尺に印をつけて交点を組み、六尺の印から八尺の印までの距離を十尺になるように組みます。
8月28日 遣り方 左官 壁塗り

高さ&水平さをあわせるために水準器を使います。
8月28日 遣り方 左官 壁塗り

水準器で出した高さを元に横板を張ります。
8月28日 遣り方 左官 壁塗り

倒れないように筋交いを打って、尺杖と白糸を使って基礎打ちする場所を出します。
8月28日 遣り方 左官 壁塗り

見難いですが、、白糸が交差しているところが基礎打ちです。
8月28日 遣り方 左官 壁塗り

杭の上はこのように切込みを入れておきます。
8月28日 遣り方 左官 壁塗り


 午後は左官工事の壁塗りの実習です。たらいに材料をあけ、水を加えながら手でこねていきます。
8月28日 遣り方 左官 壁塗り

 耳たぶより柔らかい程度の固さに調整し、左手に木製のパレット、右手にこてを持って塗っていきます。
8月28日 遣り方 左官 壁塗り

 隅から横、下にと伸ばしていきます。厚さは2~3ミリ程度で、全体に伸ばしたら、乾かないうちに仕上げのこてを入れて水平にしていきます。上半分をさらに2分して、二人で塗っていきました。
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