8月21,22日 夏山登山 後編

  「山小屋は、個室で」と言われて、私はホテルでいうシングルを想像していました。ところが山小屋で言う個室は「大部屋」のことでした。パーティの個室と言うことで、5人部屋でした。内輪だけで外部の人がいないと言うことです。平均の山小屋では、繁忙期には畳1畳に、荷物も込みで2人で寝るそうです。それを思えば、こんな恵まれた環境はないと言うことでした。
 5時に起床して、5時半に出発しました。1時間くらい登り、昨日購入したお弁当をいただきました。ボリュームも栄養も満点でとても美味しかったですよ。7時14分に白砂新道入口について、休憩を取り、すぐ前に聳える東天狗だけに登ります。
 
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 白砂から見える風景です
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 7時40分に東天狗岳に登頂ニコニコ。結構きつい登りでしたが、30分で登れました。
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 向こうに見えるのが西天狗岳です。これから登るところです。
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 東天狗岳を後に、西天狗岳に向かいました。8時14分に登頂ニコニコ休憩を取って、東天狗岳に戻りました。したがって10キロ近くあるリュックは東天狗岳に置いてきたので、身軽でとても楽に行動できました。
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 西天狗岳から見える風景です。

 東天狗岳に戻ったところ、上昇気流が現れ、下のほうから雲が湧き出てきました。20分もしないうちに当たりはガスって来ました。我々ももう少し出発を遅らせたら、今回のような360度大パノラマは見られなかったと思います。正解でした。
 帰路に着きます。ここからが難所でした。特に中山峠から緑池が難所です。下りが主なので、ひざや足首に余計な力が加わって、さらに疲労も増して、今年2回目の登山でしたのでなかなか体が慣れなくて苦労しましたが、何とか昨朝、駐車した稲子湯に12時頃到着。荷物を車に降ろして、温泉にまっしぐらパンチ汗ここの温泉は鉄と硫黄と何と炭酸が含まれていて良質な温泉でした。着いて入ったときは、我々のみで貸しきり状態でした。
 途中の緑池近辺の写真です。休憩所で1杯500円のコーヒーをいただきました。多くの種類のきのこが豊富になっていましたね。
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 やっぱり、登山は良いですね。困難を乗り越えて登頂。達成感が味わえます。また、出会う人もみな親切です。天気が良いと景色がとても綺麗で、これは30代の頃では味わえない満足感があります。何と言っても空気が綺麗で、森林のシャワーを浴びて健康的で開放的な気持ちになれます。鳥の囀り、いろいろな植物を見てこんなところにも元気に咲いているんだなとか。真夏なのに2千5百メートルを越えると涼しいです。興味を持たれた方は、是非ベテランの方に相談して登山を楽しんで見てください。何かが変わりますよグッド

 今回の反省点が二つありました。
1つは、2日目の途中で水が切れてしまい、リーダーに分けていただいたこと。朝、空になったペットボトルに水を補給するのを忘れました。
2つは、朝出発するときに荷支度をしたこと。これは前の日にやっておかなくてはいけないことでした。今回は大部屋でよかったのですが、朝、ガサガサやっていると寝ている人に迷惑がかかります。


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