朝食を7時にいただき、7時45分に宿を出た。とても豪勢な食事で大変満足した。写真を撮り忘れてしまい後悔している。天気は嘘のように雨がやんでいる。このままもってくれればいいと願った。8時20分に到着して若草山に登ろうとしたが、9時から入山ということでそれまで奈良公園の鹿と戯れ、東大寺周辺を散策した。この時期、修学旅行生が多かった。若草山ハイキングではワラビを摘み、奈良の景色を堪能したりして1時間半を楽しんだ。山は3重に折り重なり、標高は342m、山頂には仁徳天皇の皇后磐之姫命の墓といわれる、鶯塚古墳があった。
下山して東大寺大仏殿を拝観した。御朱印帳を忘れてしまったので半紙を3百円で購入し、家で貼り付けることにした。昨日の薬師寺と春日大社もそうすれば良かった。とにかく東大寺は規模がでかい。建築物とか大仏とか、使われた杉の木が展示されていたがそんな木(樹齢何百年)が当時豊富にあったんだと思い、今ではとても考えられない。大きな木の柱に人1人が通り抜けるのがやっとの穴があり、それを通り抜けているのは外国の観光客ばかりであった。太古からこのような建築技法があったのは信じ難かった。早めの昼食を食堂で取り、12時過ぎから雨が降り出したのでバスに戻った。
45分に出発して、観光地化されていない平城京跡に向った。不思議な事にバスを降りると雨は小雨になり止んでしまった。平城京の正門の朱雀門が復元され、甲子園30個分の敷地内に天皇の住まいや官公庁が集まっていたという事だった。20分くらいでバスに戻ると雨が降り出し、それから止むことはなかった。袋井には6時に着いた。天候には恵まれ、歴史も探訪できてこうしてブログに残す事は後で振り返るのに便利だし、記憶に刻まれるので今後も続けていきたいと思った。