5月20日 施工 仕口 道具 解体

 今日は午前中が講義で、最初は施工法の足場について学習しました。次の講義は工作法の仕口についてです。仕口とは2つ以上の材料を垂直に接合する方法の事です。くぎを使わなくてもしっかり抜けないような工夫がなされています。接合部分には、ほぞとほぞ穴を作り、目的にあった様々な形状があります。
5月20日 施工 仕口 道具 解体


 午後は先生が技能検定の合格者の証書授受の手伝いがあるということで1時間あまり、道具のビデオを見ました。西岡常一棟梁という有名な宮大工です。ちょうなやまさかりで木を削っている場面を見ましたが、これが凄い。正確に削っていきます。気の裏の墨付けも感じるようになるそうです。それからやっぱり大事なのは研ぎですね。研いでいる姿を拝見すると、精神までもが研ぎ清すまさせれている感じを受けました。私たちの研ぎとは全然違うオーラを感じました。
 残りの時間で東屋の解体を行いました。ただの解体とは違い、もう一度組み立てて使用するので、気を使わなくてはなりません。しかし、げんのうで板をたたき出したらひびが入ってしまったので注意されました。ちゃんとミニバールで丁寧に取っていかないと壊してしまいます。また、くぎを抜く時もダイレクトにぐぎ抜きを使うと板が凹んでしまうので当て木を使う事を覚えました。とにかくまた組み立てなおして施主さんに渡すので慎重にやらなければいい仕事は出来ないと思いました。
5月20日 施工 仕口 道具 解体


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