5月29日 建築材料 かんな削り

 午前中は建築材料の講義でした。木材の選び方を判断する大事な部分です。心材と辺材があり、心材は樹心に近い部分で赤身と呼ばれ材質は堅く、耐久性があり、くるいが少ない。辺材は白太と呼ばれ乾燥によりそりや曲がりが目立ち耐久性が悪く虫害を受けやすいです。したがって出来るだけ白田を捨てて赤身を残す事を心がけます。木を年輪に直角に切った柾目と水平に切った板目があり、柾目は乾燥収縮による割れや狂いが少ないと言う事です。他にも背と原があったり、節があり、木裏、木表、末口、元口などがあります。また、ひび割れが生じないようにわざと割面を入れる背割れをする事もあります。

 午後はかんなの削り実習で、だいぶ薄く出るようになってきました。やっぱり水平に研ぐのが鍵のようです。来週の月火でかんなの調整は終わり、墨付けをやっていくと思います。月曜日はいとこの結婚式でお休みするのであまり進まないでいて欲しいのが本心です。


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5月29日 建築材料 かんな削り
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