8月21日 柱間の敷居・廻し縁取り付け

 今日は昨日の続きで、柱となる角材(1尺)に敷居・廻し縁との接合部の加工を行い、心から2尺7寸で結び、敷居となる材料の加工を実施しました。写真は番つけ番の隅の柱の廻し縁接合部の加工です。ここから水平方向と垂直方向に廻し縁が結合されます。家の中ですので木の面も割れや節の少ない良い面を選び、継ぎ目等は見せない加工をします。
8月21日 柱間の敷居・廻し縁取り付け

これは隅ではない途中にある柱の廻し縁の接合部の加工です。
8月21日 柱間の敷居・廻し縁取り付け

これは敷居の墨付けです。鉛筆で薄くかかれているので見難いですが、柱の面を写します。
1.差し金で敷居の辺に長尺を当て、短尺が柱に接する点を敷居に引きます。
2.柱のゆがみ具合を写し取ります。短尺を柱の辺に密着させてその傾きを敷居に写し取ります。
3.柱に面を入れてありましたので、その面を写し取ります。短尺で面に密着させて長尺部分を敷居に書きます。
4.2で出した線を長尺に当て、1の敷居の辺の交点に短尺を当てて瀬手断線を引きます。
5.3で出した線を繋ぎます。
8月21日 柱間の敷居・廻し縁取り付け


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