「降りてゆく生き方」…日と水と土


 「降りて行き生き方」…日と水と土 を読みました。
「降りてゆく生き方」…日と水と土

 この本の内容は、私にとってかなり衝撃的なものでした。

 私には、幸運な事に、5坪くらいの畑をお借りして野菜を作ることができます。今は3年目で、きゅうりやトマト、なす、かぼちゃ、スイカ、おくら、ピーマン、枝豆、サツマイモ、長芋、ジャガイモ、里芋、小松菜、キャベツ、水菜、大根、はつか大根、とうもろこし、菜の花、紫蘇、カリフラワー、ブロッコリーなどを育ててきました。
 まず、土を耕して、石灰をまいて、化学肥料を加えて、苗を植えて、水をやって収穫していました。農薬は使用していません。これを無農薬と呼んで、食べていました。しかし、この本を読むと、まだまだ最良の農法があるのだなと思いました。

 この本によると、農薬はもちろん、肥料も一切使わない、農法です。
 しかし、ちゃんと野菜が育つ土にするまでには、かなりの苦労と歳月がかかるということです。
土から、一切の肥料成分を抜かなければならず、作る野菜についても、いっさい化学操作(農薬・肥料)が加えられていない種子(自然種)を使わなくてはいけません。5年くらいはかかるということで、その間、害虫が出たり、作物が発育不良を起こしたりといろいろな害が出てくるそうですが、これを乗り越えないと土から肥料が抜けきらない。
 では、土から肥料が抜けるとどんなメリットがあるか?
・虫害がなくなる。
・雑草が生えなくなる。
・安全で美味しい野菜ができる。
そうです。
 信じられないかもしれませんが、実験された結果があります。
詳しくは下のホームページで確認してみてください。
http://www.naturalharmony.co.jp/trust/?gclid=COfZ8oSE4awCFYg0pAodiDesnQ
 ホームページの中ほどに書かれている、『知らないでは済まされない7つのポイント』を読んでみてください。良くわかると思います。

青森の木村さんの「奇跡のりんご」が、まさにその農法で作られた果実です。普通に売られているりんごや水道水を飲んだだけでも、体が拒否反応を起こしてしまう重度の化学物質過敏症の患者が、木村さんのりんごが食べられて感動したと書いてありました。

 私の畑は、ミミズがいるので、良い土なんだと思っていましたが、これはまだまだ土の中に肥料が残っているってことなんですね。葉物を作るときに虫に食われるのもそうです。土の成分から肥料が抜けると、虫がいても自然界のバランスで、作物には悪さをしないと書いてありました。信じられないと思いますが、著者は「自然のバランスが調和されているので虫がいても悪さをしない」と言っています。自然界には、科学では証明できないことが、まだまだたくさんあります。

 愛情を持って育てると言うことも重要です。一つ一つの作物に声をかけてあげる。「太陽の光をいっぱい浴びて、しっかり育てよ」と声かけする。ある実験では、Aの花には、いつも笑顔で話しかける。Bには、怒って汚い言葉をかけていると、Bのほうが早く枯れてしまうと言う結果を聞いたことがありませんか?これも科学では説明できないのではないかと。

 とても長くなってしまいましたが、とにかく驚きの内容に感動しました。私の勘違いで間違って記載してしまった箇所もあるかも知れませんが、ご勘弁ください。この本の内容を信じて、私の畑でも試してみようではないかと。肥料抜き農法体験です。


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